釈迦(釈尊)の修行を描いた日本製の絵葉書。
釈尊伝記はシリーズになっていて、他の場面を描いたものもある様だ。
明治6年(1873)〜明治40年(1910年)頃の発行と推定される。
(参考：古い絵葉書の時代判別法)
宛名面には1911年？のスタンプがランダムに押されている。
釈尊伝記 其十一 (毒龍)
釈尊摩偈陀國の龍窟に入り毒龍の爲め猛火に包まれしも端然自若たり
マガダ国（Magadha、मगध）は、古代インドにおける十六大国の一つ。ナンダ朝のもとでガンジス川流域の諸王国を平定し、マウリヤ朝のもとでインド初の統一帝国を築いた。王都はパータリプトラ（現パトナ）。
出典：Wikipedia
毒龍
中国の龍の一種。中国に古くから伝わる龍ではなく
中近東から輸入された西洋風のドラゴンが中国ではこう呼ばれたと言う。
中国の龍はほとんどが神聖とされるが
毒龍は性格も邪悪で口から火炎や毒煙を吐いて人間を苦しめたと言う。
有る話では西域の積雪山の池に棲む毒龍は百人の商隊を皆殺しにしたという。
しかし、優れた僧や神通力の持ち主にはかなわないらしく
最後には降伏してしまうことが多い。
出典：幻想万魔殿
クリックでスキャンサイズ(600dpi相当)の画像がご覧いただけます。
This is a picture of training of the Buddha.
This training was performed at Magadha.
This dragon is “poison dragon”.
The wicked dragon which breathe fire.
Maybe, this postcard was issued in 1910 from 1873.
When you click a picture, a big image (equal to 600dpi) is indicated.
