フランス、ルーアンの市場にあるジャンヌ・ダルクの銘板。
名前と火刑に処された日付が記されている。
捕らえられたジャンヌは、いろいろな城に引き回され幽閉を繰り返す身となった。そして、その年の12月にはフランス北部のルーアンに送られた。ジャンヌを捕らえたブルゴーニュ派のフィリップが、彼女に恨みを持つイギリス軍に金貨2万で売り飛ばしたのである。シャルル7世はジャンヌに大恩があるはずなのに、命を救うための身の代金さえ出そうともせずに彼女の運命にはまったく無関心であった。教会は教会でジャンヌに異端者の烙印を押して魔女扱いにするあり様であった。
こうして、敵味方双方から毛嫌いされ、裏切られた哀れなジャンヌはイギリス軍の手によって宗教裁判にかけられることになった。その結果、ジャンヌには魔女の汚名が帰せられ火刑に処せられることになった。つまり生きながら火あぶりに処せられるのである。
出典:不思議館~歴史を騒がせた女たち~
あまりに理不尽で悲しい最期。
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Nameplate of Jeanne d’Arc who has that in a market in Rouen.
Her name and an executed date are recorded.
Why did she have to die?
It’s unreasonable and is the regrettable end.
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179 ROUEN – Plaque commémorative.
Place du Vieux Marché
à l’endrou où s’eleva le bûcher de jeanne d’Arc – LL